シャトージンコ ~ワインの聖地で日本人女性がつくる挑戦的ワイン

日本人女性がボルドーで作る本格派ワインが入荷!

サンテミリオンから十数キロ離れた、素晴らしい条件の区画で生み出されるシャトージンコ。日本人女性が初めてボルドーで手掛けるワイナリーとしても注目されているワイナリーです。シャトージンコという名は”イチョウ”に由来。東洋の樹木であるイチョウが遠く離れた地で力強く根付き、大きく育っていくことに思いを寄せたそうです。

醸造家は百合草梨紗氏。

2002年、ボルドー商工会議所が運営する専門学校にて、商経済、ワインの醸造及びテースティングを学び優秀な成績で卒業後は、その試飲能力を認められ、ボルドー、パリを筆頭とするワインの有力メダルコンクールの審査員を務めます。2006年、ボルドーにて、日本人最年少ネゴシアン(ワイン商)として、今の夫であるマチュ・クレスマン氏とカイワイン設立。グランクリュをはじめ、数多くのボルドー生産者と取り引きを続けられています。10年間に渡るワイン商のキャリアと、多くの生産者との信頼関係は、今日のシャトージンコと素晴らしいテロワールとの出会いを運命づけています。

自社畑はメルローを知り尽くしたあの”ペトリュス”の醸造家のお墨付き!

現在所有する「シャトー・ジンコ」の1.65ヘクタールの自社畑は、あのシャトー・ペトリュスで44年間醸造家として勤めたメルローの達人「ジャン=クロード・ベルエ」氏に“お墨付き”を与えられた、メルローのための土地を選びました。「シャトー ジンコ」はメルロー100%にこだわり、2019ヴィンテージからはオーガニック認証「AB」を取得しました。

表土からおよそ平均1.5メートル位が粘土質で、その下に石灰の分厚い層があります。また、ポムロールで一番偉大なワインの畑の土壌専門分析を手掛けている専門家に来てもらい調査し、好条件で、バランスが良い畑であると、太鼓判をもらっています。購入前の畑のオーナーにより、畑の手入れをきちんとされていた為、サンフィリップデグイ村で、上質なワインを作っていることでも有名でした。メルロー品種が100%植わっており、平均樹齢は35年です。~百合草氏談

これはもともと一枚の葉が二つに分かれたのでしょうか?
それとも二枚の葉が相手を見つけて一枚になったのでしょうか?

このようなことを思っているうちに、この葉のほんとうの意味がどうやらわかってきました。あなたはわたしの歌を聞くたびにお感じになりませんか

わたしが一枚でありながら あなたと結ばれた二ひらの葉であることを

『ゲーテ詩集 ジンコビロバ イチョウの葉の詩』より(訳・井上正蔵、旺文社文庫, 1968)

シャトー・ジンコ 2022

Chateau GINKGO 2022
シャトージンコ2022
メルロー100%
ボルドー・サンテミリオン産
青紫の反射がみられる上品に輝く、ガーネットのローブ。赤い果実、さくらんぼ、フロンボワーズ、赤スグリ(レット・カラント)そして、グリオットチェリーやキルシュの香りあり。すでに心地よく感じるタンニンが、主張しすぎてこない酸味と程よく調和する。スミレ、アイリスなどの花の香りに、癒される感覚。口に含むと、赤フルーツの甘味が広がり、余韻は長い。香りのブーケが口へ口へと早く運ぶようにと、誘惑してくる。シルクのような、澄んだ印象も感じるが、本当にビンテージの違いでの印象の違いに驚かされる。ゆったりとした心地よい味わいのワインであるが、芯の強さが感じられるワイン。
参考上代:16,000円(税込み:17,600円)

パール・バイジンコ 2023

Parl by GINKGO 2023
パール・バイ・ジンコ2023
ソーヴィニヨンブラン/セミヨン
グラーヴ
ボルドー白ワインの銘醸地グラーヴにあるワイナリー と提携し、百合草氏の完全監修によって造られる バリューワイン。熟成は2年使用のフレンチオーク樽 で約半年間。ふくよかな柑橘系のフルーツとマンゴーやはちみつのような甘い香り。口に含むと、 新鮮で濃厚なボリューム感を感じます。
参考上代:3,400円(税込み:3,740円)